特定調停は、債務の支払いが困難になった債務者が簡易裁判所に申し立てを行うことで、裁判所に間に入ってもらって現実的な返済計画を立てられるというものです。

債務者との話し合い、合意が必要ですが、直接的な交渉は調停委員が行ってくれますし、申し立てをすれば三日くらいで取立てが止まるでしょう。

任意整理や個人再生、自己破産と同じく、債務整理の方法の一つですが、特定調停が他の債務整理方法と大きく異なるのは、自分で手続きを行うことができ、掛かる費用が少なくて済むということです。

他の債務整理方法も理論的には自分で手続きを行えることにはなっていますが、手続きが煩雑だったり、効果があまりみられなかったりします。

債務整理をしたいけれども、弁護士や司法書士に依頼するお金の都合がつかないという場合にはいいですね。

ただ、過払い金があった場合でも取り戻すことができませんから、過払い金がないかどうかをよく確認してからの方がいいかもしれません。

特定調停によって債務整理を行っても官報には載りませんが、信用情報機関には事故情報として登録されます。

また、合意した返済計画通りに支払うことができない場合、強制執行が行われてしまう可能性もあるでしょう。

債務整理とは